EFFORTS 取り組み
お迎えまでにしたこと
会長猫ルークをお迎えした際、弊社代表と社員たちは猫を飼った経験がありませんでした。
そのため、事前にできる限りの情報収集と話し合いを重ねました。
そもそも猫をお迎えできる環境なのか、社員で適切にお世話できるのか。
最後まで命を大切にすることができるのか。
猫を保護してくれた保護主さんに、里親として信頼していただけるか。
この記事では、弊社で猫をお迎えするにあたり、どのように飼育を検討し実践したかご紹介いたします。
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事務所の移転
弊社は2023年11月にオフィスの移転をしました。
移転の理由は、商品の試作をするためのキッチンが必要だったためです。
移転先を探すにあたり、保護猫をお迎えすることも視野に入れました。
その結果として、ペット可・事務所利用可のマンションの一室にオフィスを移転しました。
ねこサミットを開催
猫をお迎えするにあたり、弊社では「ねこサミット」と名づけた会議を何度か行いました。
ねこサミットでは、猫をお迎えする上で予想される問題をリスト化し、特に「起こる可能性が高い」かつ「起きたら大問題」であることについて、解決策を考えました。
このように、考えられる重大な問題について共通の認識を持ち、解決策を具体的に考えることで、不安や疑問を1つずつクリアにすることができました。
一般のご家庭でも、ペットを迎える際にはきっと家族会議をするかと思いますが、弊社は一企業ですので、ペット関連商品を扱う企業としてペットに対するスタンスを考えるためにも、とても重要な時間でした。
譲渡会に参加
猫の保護主さんが里親に対しどのような条件を求めるのか知るため、いくつかの譲渡会に行きました。
私たちの経験では、企業への譲渡を検討してくださる保護主さんはほとんどいませんでした。
保護主さんたちは、猫に幸せになって欲しいという気持ちから、里親には様々な条件を提示しているのだと分かりましたし、保護団体や保護主さん一人ひとり考え方が違うことも分かりました。
ルークは、企業譲渡の経験がある保護主さんのもとからお迎えしたので、話し合いもスムーズに進み、トライアルののち正式譲渡が決まりました。
家計簿をつける
ルークにトライアルに来てもらうにあたり、ケージやお皿、爪とぎなどの買い物をする必要がありました。
その際に、ルーク専用の家計簿を作成し、今でも毎月の支出を確認しています。
お迎えするのにかかる初期設備の予算を10万円と設定し、日々かかる費用の毎月の予算は1万円としています。
何を買ったのか
オフィスに猫をお迎えするために最初に買ったもの、途中で買い足したものなどをご紹介します。
トライアルの際購入したのは以下です。
- 爪とぎ
- 給水ボトル
- ケージ
- フードボトル/ウォーターボトル
- ハンモック(ケージ用)
- フード
- トイレ
- トイレシート
- 猫砂
- 自動給餌器
- ホットカーペット
- ペットカメラ
追加で購入したのは以下です。
- イヤークリーナー
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 爪切り
- キャリー
- 爪とぎ付きキャットタワー
- 防災セット
そして、意外とルークが使わなかったものは以下でした。
- 給水ボトル
- ハンモック(ケージ用)
- L字型爪とぎ
起こり得そうなトラブル対策など様々に検討して猫をお迎えしたものの、思っていたよりルーク会長は穏やかで、社員が困ることはほとんどなかったので、猫はとても個体差のある生き物なのだと分かりました。
弊社の事例をもとに、保護猫のお迎えを検討される方が増えたらいいなと思います。
会長猫ルークのインスタグラムもよろしくお願いします。
@luke_chairmancat